演奏家.com ～話のタネ～

アラウ

本日はチリのピアニスト、クラウディオ・アラウさんの誕生日(1903)です。いつの間にか生誕100年を過ぎていました。チリ政府から奨学金を受け弱冠8歳でベルリンに留学。シュテルン音楽院で学び1914年には若干11歳でベルリンでのデビューを果たしたそうです。『非西欧』の演奏家が特に目立つようになったのは、このアラウ辺りからではないでしょうか。今や、辺境の地から（日本もですね）続々と優秀な演奏家が世界へ羽ばたいています。とある地へ西洋から音楽が『輸入』され、定着し、本場をしのぐ人材が『輸出』されるまでにはどれくらいの年月がかかるのか。興味があります。ではまた。