2006年02月22日

三浦環

無事に帰国致しました。さて、本日はソプラノ歌手三浦環さんの誕生日(1884〜1946)です。ご存知「世界に羽ばたいた最初の」日本人歌手。プッチーニの「蝶々夫人」に日本人初のプリマドンナとしてロンドンで出演したのが1915年だそうですからその時31歳。1920年には作曲者のプッチーニに絶賛されたという彼女は生涯に2000回もお蝶さんを演じたそう。幸田延にしても久野久にしても、当時の「日本人」がどんな演奏をしていたのか非常に気になりますね。恐らく少なからず「エキセントリック」なモノだったと想像しますが、さて。。。楽しい想像です。ではまた明日。

Posted by ashi at 01:50

2006年02月15日

グリンカ

本日はロシアの作曲家、ミハイル・グリンカさんの命日(1804〜1857)です。オペラ『ルスランとリュドミラ』の作曲者として有名でしょうか。序曲は特に有名ですね。素人作曲家(…といっても専門的な音楽教育を受けていない、程度の意味ですが)の多いロシアの作曲家の中にあって、彼もまたそう。商人の息子だそうです。ただイタリアでベルリオーズに教えを受けたり、ドイツへ行ったり、と、成人してからは勉強熱心でした。その情熱が「ロシア五人組」の成立に結びつきます。。。旅先からの更新成功です。ただいまノルウェー。ではまた次の更新で!

Posted by ashi at 08:08

2006年02月11日

セルメン

本日は、ブラジル人ミュージシャン、セルジオ・メンデスさんの誕生日(1941〜)です。「マシュ・ケ・ナダ」をはじめ、ラテンのリズムに乗せたポップな楽曲が世界中で人気ですね。自身の率いるバンド名が『セルジオ・メンデス&ブラジル '66』から '77、'88、と変わっていったのがかわいい。そう言えば、つい先月に発売された10年ぶりのアルバムがあちこちで大評判ですね。僕も早く聴きたいと焦っております。参加ゲストがすごい事になっているのも注目を集める理由の一つでしょう。明日から1週間、更新をお休みします。もしかしたら途中1回くらいは更新できるかもしれません?ではまた来週〜。

Posted by ashi at 11:03

2006年02月10日

伊福部昭

一昨日、作曲家の伊福部昭さんがお亡くなりになりました(1914〜2006)。享年91。残念ながら直接のご縁はありませんでしたが、先輩諸氏から「人徳の人」と常々聞かされておりました。私のような若造にとっては何といっても大著『管弦楽法』の著者として思い浮かびます。上巻は1953年、下巻は1968年に音楽之友社より刊行されています。「今となっては正確さを欠く」といった部分もありますが、それはもうホントにお世話になった教科書です。数々の映画音楽でも記憶に残る作曲家ですね。心からご冥福をお祈りいたします。ではまた明日。

Posted by ashi at 09:37

2006年02月08日

ジョン・ウィリアムス

本日は、アメリカの映画音楽作曲家、ジョン・ウィリアムズさんの誕生日(1932〜)です。74歳ですね。敢えて代表作を挙げるなら『スターウォーズ』という事になるのでしょうか。しかし『ジョーズ』やロサンゼルス五輪のテーマ曲など、代表曲を云々するのが空しいぐらいの作品群です。金管の独特の響かせ方は、その後の宇宙モノの付随音楽に決定的な影響を与えたように思います。あの『宇宙の音』は、彼の大発明と言ってもいいのではないでしょうか(^_^ ;;;。宇宙だから金管が鳴る、という事の根拠は全く薄いのですが、あれが鳴ると確実に宇宙っぽい。。楽しいです。ではまた明日。

Posted by ashi at 17:29

2006年02月06日

NHK後(アラウ)

昨夜のNHK『芸術劇場』で紹介された故のアクセス集中も夜が明けて収まったようです。ほっと一息。このサイトへのリンクは大歓迎ですので、これを機にあちこちへご紹介頂ければ幸いです(^_^ 。さて、本日はチリのピアニスト、クラウディオ・アラウさんの誕生日(1903〜91)です。生誕100年を超えているんですね。。。チリや日本といった、いわゆる『辺境』からの音楽家が『西洋音楽』の主流に食い込んで随分経ちますが、その背景には『学校』の存在が不可欠だったろうと常々感じます。西洋の『伝統芸能』を学ぶ大学が日本にも沢山あるって訳ですから、すごいですよね。ではまた明日。

Posted by ashi at 06:03